• ハネムーンの間だけだったのねあんなに優しかったのは

    『ハネムーン』は今では『新婚旅行』の意味でとられているが、本来は英語の『ハニームーン』、つまり『蜜月』のことだ。

    蜜月とは、新婚当初一か月のことを言う。語源は様々だが、『新婚生活は蜜のように甘いが、月と同じですぐに欠ける』ことを揶揄しているとも言われる。


    相手が優しかったのはハネムーンの最中だけ、と憤慨する方がいらっしゃるが、『ハネムーン』の意味を考えればそれも当然なのだ。新婚当初は甘い熱に浮かされていようとも、そんなものはすぐに冷める。後にあるのは長い現実だけである。

    かといって成田離婚をするのもどうかと思う。それぐらいなら何だってもっと前に揉めておかなかったのか。巻き込まれる周りがいい迷惑である。

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    何でも、始めた当初は新鮮で心が浮き立つもの。ハネムーンが楽しかったり、新婚生活は何もかもが甘いのは当たり前のことだ。逆にその時点で『こんなはずじゃなかった』と思うようなら、結婚自体が早々に破綻する可能性がある。

    結婚の本質は『続けること』だ。どんな大恋愛の末に結ばれたとしても、3日で離婚したら成功したとは言えない。しかし特に情熱もなく妻と夫になったとしても、それが50年続けば紛れもない『良い夫婦』だ。

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    結婚相手が自分にとって良かったのか悪かったのか、それは何十年もたたないとわからない。ハネムーンの思い出が何だかんだ良いものになるのか、ただただ腹立たしい記憶になるのか。それはその先二人で歩く未来にかかっている。